鼻歌かあさんのゆるっとブログ

子育てにもっと楽しみを!モットーは時短、シンプル、非完璧主義。

MENU

デザインあ展in東京2018に子供と行ってきました!

子供が大好きな番組、Eテレの「デザインあ」の企画展に行ってきました。

☆デザインあってどんな番組?

ピタゴラスイッチみたいな番組です。あれは理系の人のデザインの考え方って感じですが、こっちは文系の人の考え方みたいなイメージです。

ついでにわたしの職業がデザイナーで、しかも色や形をデザインするわかりやすい意匠系、ではなくビジネス系のデザインなので子供に説明しにくい…。でも「デザインあ」のおかげで説明しやすくなり感謝しています。

たとえば、「どうして、ブュッフェではコの字型にテーブルを並べるのか?」をアニメを介して「渋滞が起こらない、スムーズな人の流れを作るための必然的デザインなのである」ということを、直感的に説明してくれます。笑い飯の声でおもしろく。

おかげさまで、 「人の困りごとをひと工夫することで解決するような仕事って楽しそう」って興味を持ってくれるまでになりました。

☆デザインあ展までのアクセス

会場は科学未来館。期間限定の企画展です。 最寄駅はゆりかもめのテレコムセンター。もしくはりんかい線の東京テレポート。 ちなみに私たちは、ばあばと新橋のゆりかもめ駅前で待ち合わせしていきましたがスムーズに合流できました。

ゆりかもめも、子供と乗ると新鮮!景色を一緒に眺めつつ移動。海の上を流れるように動き、建築物も歴史的なものからモダンなものまでさまざまで、レインボーブリッジも眺められます。外国人観光客に「未来都市」と賞賛されてガイドブックにも取り上げられているだけあります。

☆入場料を安くお得にする方法は?

デザインあ展の前売り券は、7/18までで終了しています。じゃあ、チケット屋さんにないかな?と2軒周りましたが、チケット屋さんにとってはマイナーイベントなのか取り扱いがありませんでした。

●正規の入場料はこちら
大人(19歳以上)
1,600円
中人(小学生~18歳以下)
1,000円
小人(3歳~小学生未満)
500円

未就学児もしっかりとられます笑。 大人2人、小学生、4歳児でいくと、4700円と結構なお値段。

でも!1つだけ安くなる方法があって、いまやっているキャンペーンを利用しないテはないですよ。 それがこちらです。 りんかい線×科学未来館のコラボ企画

りんかい線一日乗車券を買うと入場料が前売り価格になります!

大人(19歳以上)
1,600円 →1,400円
中人(小学生~18歳以下)
1,000円 →800円
小人(3歳~小学生未満)
500円 →400円

これなら、家族4人で4000円。

ゆりかもめで新橋からいくと、家族4人なら電車代1900円かかりますが、りんかい線のこのチケットなら1750円に。(そもそも、ゆりかもめで新橋からテレコムセンターが片道380円って高い…涙) 入場料と電車代で合計950円も安くなる!!

でもりんかい線はゆりかもめとは違って景色は楽しめないし、東京テレポート駅で降りてから結構歩きます汗。安さを取るか、時間を取るか悩ましい。15分くらいでも、お台場のあたりは日除けがないので歩くと夏場は暑いのです。。 ちなみに大崎駅を除くりんかい線各駅で発売中だそうです。

☆混雑具合はツイッターでチェック。土日はやはり大行列。

私たちは、有給をとって平日に行ったので、夏休みとはいえ入場も中での展示も長くて3分くらいしか待ちませんでした。でもその次の日の土曜に行ったお友達は混雑ぶりが激しくて思うように観れなかったようです。常設展を見なければ、1時間半あれば見終わるので、午後休をとっていくのが正解かもしれません。。 土日は避けて〜!

そして混雑状況は公式サイトにあるツイッターアカウントでチェックもできて便利です。

☆人気の展示は体験系!「マークをつくる」にハマってました。

面白いデザインは不思議と子供がスーッと近づいていって、自然に遊びだします。つまり説明がいらないんですね。1番ハマってたのはこちらの展示でした。

透明のプラスチックにたくさん、抽象的な形がプリントされていて、それらを組み合わせて自由なマークを作ることができます。おにぎりのマークに×を重ねて、「おにぎりはダメのマーク」とか名前をつけていました。

子供の発想は自由なので、2、3枚の組み合わせどころじゃなく重ねてみたり、標識っぽいというよりはストーリー仕立てにしてみたり。

こういうのは1枚1枚の素材のクオリティが低いと、大人だけでなく子供も見向きもしないと思うのですが、これらはすごくよくできていて、思わずツッコミを入れたくなるような、手に取ってよく見てみたくなるような出来でした。種類も色も半端なく用意されています。いやー、仕事ってやはり細部にこそ神が宿るものですね。。

☆大人も真剣。紋を作る「もんどころ」

日本の伝統の紋を、コンパスと鉛筆で描くことができるコーナー。白い画用紙には、コンパスをどれくらい広げてどこを中心に書いたら良いのか、絶妙な補助がされていて、子供でも順番に丁寧にやればちゃんと紋を完成させることができます。

子供はおうちに紙を持って帰ってきて、色をつけたりして楽しみました。

基本の紋を何パターンかやってみると、今度は自分のオリジナルの紋を作りたくなるものです。自由研究で紋を調べたり、紋をデザインするとかも楽しそう。

☆企画展の後は常設展へ

チケットには、常設展の見学代も含まれているので観てみました。低学年や未就学児にはちょっと難しいけれど、簡単なインタラクションで楽しめるロボット系にはハマっていました。

インパクトがあったのは、「生命になりたい」という展示。科学なのかアートなのか色んな角度から、「生命ってなに?」を表現していました。砂鉄の中にうごめいているけど姿が見えない作品、壁をなにか塊のような味のあるような集合物が登っていくけれど、よく見ようとするとそのとたんバラバラになって落下し見えなくなるという作品など。どれも深い!面白かったです。

☆まとめ

まとめとしては、、超オススメ!「どうせテレビと同じでしょ」言わずにぜひ体験してみていただきたい展覧会です。ばあばにもクオリティの高さが伝わったらしく、楽しんでいましたよ。おばあちゃんなので意味わからないかなと思いましたけど、良いデザインは誰とでも通じ合えるんですね。

企画展『デザインあ展 in TOKYO』
会期:7月19日(木)~10月18日(木)
会場:日本科学未来館1階 企画展示ゾーン(東京・お台場)
開館時間:10:00~17:00(ただし、土曜・祝前日、8月10~18日は20:00まで開館、常設展は17:00に終了) ※最終入場は閉館時間の30分前
後日談ですが、夜寝る前に子供からこんな相談を受けました。

「学童で、ブレイブボードに乗る順番が守られないんだよね。AちゃんのあとはBちゃん、そのあとCちゃんで、そのあとDちゃんでそのあと私の番と最初から約束してたのに、Dちゃんが違う子に渡してしまうから、わたしはずっと待ってるのに遊べないの」そして、「ママはデザイナーなんだから、考えてよ」と。「順番を紙に書いておくのはどう?」「誰も使ってない時に使うのはどう?」とすぐには大したアイデアは浮かびませんでしたが、ちゃんとデザインのことを理解してもらえたのだと嬉しかったです。

ちなみに、Dちゃんは優しいから誰かに貸してと言われると順番のことを忘れて譲ってしまうそうです。。子供の困りごと、本人にとっては一大事ですが、ハタから聞いていると面白くてデザインしがいがありそうです笑。

10月までと思っていたらあっという間に終わってしまうかも!ぜひ行ってみてくださいね!

テレビでは15分の放送ですが、一挙に観れるDVDもあります。