健康診断の季節。恐怖の胃カメラ。。

ことしも健康診断を受けました。

会社のルールで、毎年バリウムを飲まないとならないのですが、おととし虫垂炎になってから、造影剤が虫垂に詰まると聞いて恐ろしくなりその代替として胃カメラに切り替えました。

ちなみに、わたしが虫垂炎＝盲腸になったときには、糞石がいくつかあるから本当は手術して取った方が良いと言われたのですが断固拒否して薬で散らしました。

薬で散らすのも結構大変。ずっと点滴でたまに看護師さんが交換忘れると血が逆流したりハラハラするし、針を刺しているところが痛痒くなって交換しなきゃならなかったり、1週間近く禁食だったり、地味に苦痛でした。

でも最近の研究で、かつていらない臓器と言われていた盲腸にも免疫を司る機能があるとか、腸内環境を保っているとか言われ始めており、また手術しても癒着したりというトラブルもあるだろうしと、比較に比較を重ねて薬で散らすという道を選びました。
※盲腸は医師からの興味関心が低いため、先生によっては最新研究のことを知らず、今なお手術がベストと思っている方も多いかもしれません。

いつ再発するかもという不安と背中合わせではありますが。

と、話がそれましたが、健康診断の胃カメラ。。去年以上に拷問でした。拷問って、こういうことをいうのね、という拷問。。

去年は鼻からカメラを入れ、ちょっと穴が細いけど入ったのですが、ことしはなぜか入らず（ちょうど生理がはじまるむくんでいた？）鼻に入れようとしていたカメラを口から入れることに。

鼻からカメラを入れる下準備もかなり辛かったのに！鼻に粘性の麻酔液を入れてのどのほうに垂れ流すのですがとても息苦しいのです。痰が大量に喉に張り付いているのに飲み込めない感じ（汚いたとえですみません）。気道ってほんとに細いんですねー涙。

口からとなると今度はシュッシュッと麻酔液を口に吹きかけられて、ドーナツ状のマウスピースをくわえさせられます。

そこからカメラを入れていくのですが…、おえっ！やっぱ人体にこんな不自然なもの突っ込んではだめです。身体がノーと言っています。もう、呼吸する道がふさがれてどう息して良いのかわかりません。パニックになりそう。先生は「鼻から吸ってくださーい」とか言ってますけどね、全然苦しくて吸えないですよ。

ずっと、おえっと吐きそうになることとの戦いです。体の中で動いているカメラのことを考えるだけでおえっとなるので、他のことを考えようと必死になりますがなにも思いつきません。

よく辛さってお産と比較したりしますが、これならお産の方がマシです。なぜならお産は生理痛がひどくなったような痛さの延長線上にありますし、もともと産むような体の作りになっていますが、胃カメラは、もともとこんな管を飲むような体の作りではないからです。このつらさは自然の延長線上になく人工的なものだから。。

ただ去年の反省を踏まえて、前日21時以降お水も控えていたので、まだ良かったかなと思います。お水だけは一応飲んでもオーケーと言われてたんですが、去年は無意識にたくさん飲んでいたのか胃にたまっている水をカメラ経由で吸い出すのに時間がかかって拷問時間が伸びたからです。今年は幸い、水取りによる中断は少なかったので良かったとおもいます。ぜひ、水は控えてのぞみましょう。

もがき苦しみ、わけのわからん大きさのゲップが出るは、のどは塞がれるわ…でやっと完了。

終わったあとは先生と一緒に写真のチェック。

去年と同じ、食道裂孔ヘルニアと言われました。 胃が食道に飛び出ていて、胃液がもれるため食道ガンのリスクが高まる病気のようですが症状がなければ放っておいてかまわないようです。

あと、バレット食道にもなっており、これは境界線が3センチとかに広がっているとガンリスクが高まるそうで、ここの広さは2、3年に一回確認した方が良いと言われました。

もう毎年胃カメラはやめておこうと思ったので、3年に一度くらいにしようかなと思います。

今のところ食道癌にはなっていなくて良かった。

ところで、健康診断で体重が増加していて（生理のためだと思いたい）、これから5キロくらいダイエットしようと思います。今朝は駐輪場に電動自転車を入れるのに非力すぎてめちゃ時間かかったし、食事制限だけでなく筋力もつけていかねば。

それにしても、駐輪場のうえしたになってるやつの、上の段に電動自転車をひょいっと乗っけられるお母さんって存在するのでしょうか。 がんばるぞー！